脊柱管狭窄症の治療

脊柱菅狭窄症の治療

脊柱管狭窄症とは

脊柱管狭窄症とは、背骨の中に脊柱管と呼ばれる骨のトンネルが、主に年齢と共に変形してトンネルが狭くなることによって、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることで腰や足の痛み、しびれがあらわれる病気です。

脊柱管狭窄症の症状

  • 長い距離が歩けなくなる
  • 足ががつる
  • 足が痛い
  • 足の指先までしびれる

脊柱管狭窄症の症状は、間欠性跛行(かんけつせいはこう)という特徴的な歩き方があらわれやすく、足の痛みやしびれがあらわれます。

間欠性跛行とは、あるいいているうちにだんだん痛くなり、やがて歩けなくなります。しかし、休憩していると症状が楽になりまた歩けるようになることです。

狭窄が進行すると、今までは何キロも歩けたのがだんだん200m、100mと歩ける距離が短くなってきます。

脊柱管狭窄症に対する鍼灸治療

脊柱菅狭窄症の鍼灸治療

脊柱管狭窄症の根本的な治療は、変形して神経に当たっている尖った骨を削る手術になります。

しかし、年齢や病気等の理由で手術をしたくない、手術ができない時は鍼灸治療で症状を抑えていくこともできます。

鍼灸治療では、変形した骨を治すことはできませんが、狭窄の影響であらわれた痛みやしびれの症状を改善することはできます。

鍼灸治療は、低周波や干渉波、レーザー、遠赤外線などの電気光線療法と違い、確実に圧迫を受けて痛みやしびれの原因となっている部分に対してミリ単位のアプローチができるため、確実に症状を和らげていくことができます。

手術後の後遺症でお悩みの方へ

脊柱菅狭窄症の鍼灸治療

鍼灸治療では、痛みの原因となる部分や、関連した組織、原因となる病気に対して鍼やお灸を症状に合わせて適切におこなうことで、早く効き、かつ再発防止を目的とした治療をおこないます。

ご自身でしびれると感じたときは、慢性化する前に早く治療をしていきましょう。