坐骨神経痛とは、腰からお尻、足先にかけてつながっている坐骨神経が、さまざまな原因で痛みやしびれがあらわれる症状のことです。
坐骨神経の坐骨とは、椅子に座った時ぶつかるお尻の骨です。この骨のすぐ横を通る神経なので坐骨神経といいます。
坐骨神経痛の症状は、動くと痛みが強くなったり、夜寝静まると強くなったりさまざまで、お風呂などで温めると楽になる傾向にあります。
一般的に坐骨神経痛と訴える患者さんは、お尻が痛く、お尻が痛いから「坐骨神経痛は鍼で治りますか?」との問い合わせがあったり、初診の問診で訴えます。しかし、坐骨神経は、お尻だけでなく膝の後ろのあたりで枝分かれして足の前と後ろに走っているため、坐骨神経痛の症状として、お尻や、ももの後ろ、スネやふくらはぎ、つま先までの一部あるいは全部の痛みやビリビリと感じるしびれがあらわれます。
このカテゴリーでは、坐骨神経痛についてを説明していきます。