膀胱炎だけではないオシッコのトラブル デリケートな膀胱の問題 尿漏れ、頻尿について


膀胱トラブルについて

膀胱の機能は尿を溜める、出すことですが、
そのどちらの機能にも脳、脊髄をはじめとした神経が複雑に関与しています。
いまだにすべての排尿のメカニズムは解明されていません。
当院で多いケースとしては
筋力の弱った高齢女性
産後の女性
生活習慣の乱れた働き盛りの男女
運動不足の10代の学生たち
まだ、膀胱機能が十分でない10才未満の子たち

が大半です。

膀胱について

膀胱とは
膀胱は袋状の臓器で、
成人では300~500mLの尿を溜めておくことができます。
我慢するともう少し溜めることもできます。
内側は「尿路上皮」という粘膜で覆われ、
外側の膀胱壁は筋肉の層(筋層)と脂肪層でできています。
袋状の形の特性もあり、刺激に対して、全体が反応をおこします。

頻尿の原因

大きく分けると
1.膀胱への刺激(物理的圧迫、生理的刺激)が強くなり頻尿となるもので、
膀胱炎、尿道炎、膀胱腫瘍、膀胱結石などが考えられます。
2.排尿がうまくいかなくなり、残尿が多くなるための頻尿
原因としては前立腺肥大症、前立腺腫瘍などが考えられます。
3.膀胱を支配している神経に障害がおき頻尿になることがあります。
陰部神経障害、骨盤神経障害が関わります。
4.神経因性膀胱とは正確には排尿に関わる「神経」に原因があり
「膀胱」の機能に問題があるということです。
原因のわからない排尿障害を一般的に総称して神経因性膀胱ということもあります。
1.中枢性排尿障害
脳血管障害、認知症、パーキンソン症候群、特発性正常圧水頭症など
2. 脊髄性排尿障害
仙髄より上位の脊髄病変:外傷性脊髄損傷、多発性硬化症、頸髄症、
脊髄梗塞、脊髄腫瘍、脊髄髄膜瘤のうち胸腰髄病変など
3. 脊髄性排尿障害
仙髄病変:二分脊椎症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなど
4. 末梢神経障害
糖尿病による神経障害、直腸癌、子宮癌など骨盤内腫瘍の術後、馬尾腫瘍など

問診

診断をする上で、とても大きなヒントになるのが問診。
本人の訴えです。
症状がいつからどのように起きたか、併せていままでにかかった病気、
飲んでいる薬、受けた手術なども大切な要望です。
大半は、骨盤神経、陰部神経か 前立腺系、です。
ヘルニアなどからくる人もいますが、
ヘルニアから膀胱直腸障害を起こす人は、
ヘルニア自体がかなりひどいタイプの方です。

 

 

デリケートな問題ではありますが、
放っておいてはいけません。
当院では、男性、女性ともに10代から80代の方まで
膀胱関係で治療をしています。
遠慮なくご連絡ください。
全部が鍼灸治療というわけではなく、
食事療法、運動療法、生活指導も大切です。
特に運動療法(トレーニング)、生活指導が原因
になっているケースがとても多いです。
トレーニングに関しては
患者さんの年齢、筋力、習慣に合わせて
無理のない範囲から始めなければいけません。

まずはウォーキングからでも良いと思います。

次にスクワットやクランプなんていいですね

私が特にオススメしているが
シコを踏む!これは、とても効果が高い!

お相撲さんが日々行っているトレーニングは
骨盤底筋を鍛えるのに、とても効果が高いです。

 

他にも、それぞれの人に合わせておこないます。
お悩みの方は、ご相談だけでも結構です。
お気軽にジョージ鍼灸院までご連絡ください。当院は、令和2年6月29日をもって移転させていただきました。

カラダとココロのことは、なんでもご相談ください。

~ジョージ鍼灸院 金沢本院~
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