捻挫の治療の常識、早期の処置、治療がもたらす効果をお伝えします


捻挫は早期の処置と治療が必要不可欠 詳細はジョージ鍼灸院の山本ジョージがお伝えします。

 

ジョージ鍼灸院の院長 山本城治です

 

皆さんは、捻挫をされたことはありますか?

と聞いて、「今までの人生で捻挫をしたことがない」という方の方が少ないのでは無いでしょうか

私自身も、足首だけでも、左右を合わせるともしかしたら10回以上になるのではないかというくらい

捻挫グセがついてしまっています。

いえば、足首がグラグラの状態です。

足首がグラグラした状態で過ごしていると

膝や股関節はもちろん、腰痛、肩こり、頭痛

体のすべてに影響が出てきます。

ジョージ鍼灸院の院長 山本城治です

 

捻挫とはどのような状態なのでしょうか

一番起こす頻度が多く、わかりやすい足関節(足首)捻挫の説明をしていきます。

強靭な結合組織の短い束で、骨と骨を繋ぎ関節を形作り、また補強する。主成分は長いコラーゲン繊維である。靭帯には関節の可動域を制限する働きもある。なお、骨と骨格筋を繋ぐのは靱帯ではなく腱である。足関節捻挫の大半は、足関節を内側にひねって(内反して)おこします。外側にひねる(外反)ケースもありますが、圧倒的に内側にひねるケースが多いです。

内側にひねった場合、足関節外側の靭帯が損傷します。
外くるぶし(外果)の前や下に痛みがあり、腫れます。
また、外くるぶしの前や下を押さえると、痛みます。外側にひねった場合は、逆側です。

スポーツなどのほかに、歩行時でも段差などで生じることがあります。

捻挫はどのような時に起きやすいか

関節にかかる外力により非生理的運動(本来おこすことがない運動範囲 負担)が生じ、関節を支持している靭帯や関節包が損傷することです。捻挫の多くは、運動中におこすことが多いですが、日常生活の中でも、重度の捻挫をおこすことがあります。首の骨から手足の指先まで、関節を形成している部位では全身どの部位でも捻挫を起こす可能性があります。足関節では前距腓靱帯が損傷されることが最も多い病態です。

 

ジョージ鍼灸院の院長 山本城治です

靭帯の損傷程度によって、捻挫の程度を三つに分けています。
靭帯が伸びる程度の損傷を一度捻挫

靭帯の一部が切れるものを二度捻挫

靭帯が完全に切れるものを三度捻挫と定義しています。鍼灸での適応としては、一度~二度捻挫までですが、三度捻挫で来院されるケースもあります。その場合は捻挫の状態の説明をおこない、手術を勧めるケースもあります。また、瞬間的な衝撃が大きい場合は、捻挫とともに骨折をおこすケースもあります。

ジョージ鍼灸院の院長 山本城治です

捻挫の年齢層は

捻挫をおこす方で多い年齢層は、よく運動をする学生世代ですが、運動する機会が多い30代から80代の方も多いです。

日ごろの生活でも、ふいに強い外力がかかり、ひどい捻挫をおこすケースもあります。

捻挫の予防法は

捻挫は、骨と骨の間でおこし、骨をつなぐ靭帯を痛めてしまうことでおこします。その靭帯を守るように腱(けん)、筋肉がおおっています。そこで、関節の周りを強化、改善、治療することで、捻挫になりにくい状態

①筋トレ

一度、捻挫をして伸び切った靭帯は元には戻りません。そのために、

捻挫をしないこと

捻挫をした後の早期処置、治療がとても重要になります。

そして、再発防止のためにも筋力をつけて関節回りを強化していく必要があります。

②ストレッチ

柔軟な筋肉、関節を獲得するためにストレッチはかかせません。

特に、足首回りだけでなく、下腿部(すね、ふくらはぎ)の筋肉のストレッチがポイントになります。

③鍼灸治療

鍼灸治療は、捻挫の治療はもちろん、予防にも高い効果があります。

筋肉、靭帯、腱、周辺組織の栄養状態を良くしておくこと

疲労が溜まらないよう、ケアしていくことが大切になります。

捻挫のこの記事のまとめ

見出しにもあったように、捻挫は早期処置、早期治療をすることで、元通りに少しでも近づけるか、少しでも早く痛みをとれるかにかかっています。正しい筋トレ、ストレッチも当院では指導させていただきます。そして、鍼灸治療が果たす役目もとても重要になってきます。

捻挫をおこし、大切な期間は、受傷後2週間

この間に、痛めた部位にコラーゲン繊維が集まり、回復をおこないます。

そして、その後の二週間でなじんでいきます。

気になることがあれば、なんでもご相談ください。

 

この記事は捻挫の専門家 ジョージ鍼灸院 院長 山本ジョージが掲載しました