妊婦さんにとって、辛くしんどいつわり それ鍼灸が効くって?ツボ・鍼灸の専門家 ジョージ鍼灸院の山本ジョージが説明します


妊婦さんにとって、辛くしんどい「つわり」

やっかいなことにこれには薬がありません。

そもそも「つわり」の原因

はなんなのか、説明していきます。

つわりとは?

嘔吐を伴う吐き気は、妊娠初期にはよく見られる症状です。

妊娠をすると、妊娠を維持するためのホルモンが分泌されるため

だるさ・気分の波、抑うつ・体温調節がしずらいなどの症状が出現し

吐き気・嘔吐・食欲不振・便秘・肩こり・頭痛・腰痛がおきてくることが多いです。

妊婦さんの約5割~8割ほどの方が妊娠初期に「つわり」経験されます。吐き気は妊娠をしたという正常の反応です。

「つわり」多くは15週あたりに改善していきます。

英語では、「モーニング・シックネス」と呼ばれます。 つわりは、朝から午前中にかけて症状が重い場合が多いですが、妊娠中であれば、唾液づわり(唾液つわり)後期づわり(後期つわり)のように妊娠後期まで吐き気や嘔吐したりすることがあります。

 

つわりの原因は?

ジョージ鍼灸院の院長 山本城治ですつわりの症状は妊娠ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)によって引き起こされると考えられています。

hCGは発達する胎盤が作り出すホルモンで、妊娠を維持する働きをします。

しかし他にも、低血糖、胃酸の増加、ストレス、疲労などの要素が起因し、増悪因子となる場合もあります。

つわり対策

吐き気がするとき、次のことを試してみましょう

  • まずは、リラックスすることです。鼻から息をゆっくりと吸い込み、口から吐き出します。自分の好きなことをしたり、楽しいことで発散させることも大切です。
  • 食べ物やその他の吐き気を催すようなもの(例えばタバコの煙など)を見ること、臭いを嗅ぐこと、味わうことを避けましょう。
  • 氷のかけらを舐めたり噛んだりする、または切ったばかりのレモンを舐めます。
  • 胃酸を中和するために、牛乳やカルシウムをとることもオススメです。
  • 食事がなかなかとれない状態であっても、出来る限り水分をとることがとても重要です。

それらと合わせて効果的なのが鍼灸治療です。

鍼灸治療は、疲労回復や血行改善、自律神経の調節、内臓機能の回復などに効果があります。

手足のツボ、背中まわりを中心に治療をしていきます。

妊娠中のお腹に鍼(はり)をして赤ちゃんは大丈夫なの?

と心配される方もいらっしゃいますが、背中や手足のツボを中心に使用し、

お腹は温めたりする程度ですので、ご安心ください。

鍼灸治療は、どんな症状に効果があるんだろう?と

気になられる方も多いですが、一通りどのような症状に効果はあります。

症状の重症度はありますが、人に合わせたオーダーメイド治療をおこなっています。

ジョージ鍼灸院の院長 山本城治です

 

つわりの記事のまとめ

今までのお話の内容は、「つわり」の説明をしてきましたが、妊娠中そして出産、育児と大変なこともたくさんあります。

それ以上に楽しいこと、幸せを感じることもたくさんあります。私も二児の父親として、妻の夫として、至らない部分がたくさんある中で、日々、幸せを感じながら過ごしていますが、「つわり」で苦しむ方が少しでも楽に過ごせるお手伝いをしていきたいと思います。

お気軽にジョージ鍼灸院まで、ご相談ください。