顎関節症でお困り、お悩みの方へ

顎関節症とは

顎関節とは
頭蓋骨の下顎窩(耳の前の頬)と下顎骨の下顎頭を連結している関節です。
骨と骨の間には、
関節円板という骨の間でクッションのように骨の動きに合わせながら、
働いている軟骨があります。
関節円板は、骨の圧力を分散させ、顎の骨（頭蓋骨の関節窩と下顎骨）の
動きをサポートする働きをしています。
この関節円板に傷が入ったり、引っかかったりすることで
痛みやコキコキ音などが現れ、苦痛を強いられることになります。

 

顎関節症とは

口を開こうとすると
顎関節（耳の穴の前にあります）や
顎を動かす筋肉が痛む、
十分に口を開けられない。
口の開け閉めで顎関節に音がする。

という症状がでます。
二人に一人は一生のうちに一度は経験すると言われているほど
多くの方が経験する症状です。
これだけ多くの方が苦しむことになる症状ですが、
症状が音だけであった場合、これは首を回したり、
肩を動かして音が出るという状況と同じです。
そのような音を気にして整形外科を受診する人はいないと思いますが、
顎関節の場合、耳のすぐ隣にあるために「音が気になる」という人がいます。
しかしこの音を消すためには手術が必要になることから、
世界的には「音だけであるなら手術すべきではなく、治療する必要はない」とされています。
ですから顎関節症の症状が始まったとしても、
痛みや口の開けにくさが一時的だったとか、
音だけで他の症状がなければ治療の必要はないかもしれませんが、
顎関節になにか異常があるからこそ、それらの症状が出るわけですから
大丈夫でしょう、と放っておくのも良くありません。
ましてや、顎の血流障害のせいで、耳に悪影響を及ぼし
耳鳴りや難聴、めまいを引き起こしたり、頭痛の原因になることも多々あります。

ちなみに、音だけであれば最低でも人口の20%近くの人は顎関節の音を持つとされています。
また顎関節や顎を動かす筋肉の痛み、
あるいは顎関節症による口の開けにくさで、
実際に治療が必要になる人は症状を自覚した人の中の5%程度と推定されています。

医療機関に来院される患者さんでは女性が多く、
年齢は10歳代後半から増加しますが、
20～30歳代で最大になり、その後は年齢が増えるとともに来院する患者さんは減少します。

 

顎関節症の重症度

顎関節は、
歯医者さんや口腔外科での処置として
軽傷～中傷の場合は、かみ合わせの調節に
マウスピースを使うくらいしかできることがありません。
重症の場合は、
手術をおこなうことを勧められます。

 

顎関節の鍼灸治療

顎関節の鍼灸治療は、
顎関節はもちろん、顎関節を動かす筋肉へのアプローチ
そして、
首周りから肩の周りも治療をおこないます。
当院では、顎関節症に対しての専門的な治療をおこなっています。
外科的な処置や歯医者さんでの治療が必要になる場合には
提携歯科医院をご紹介させていただきます。
これくらいなら大丈夫かなと思わず、早めに治療していくことをオススメ致します。
悪くなったら、その分だけ治療にも手間がかかり、
取り戻せないものもでてきます。
まずは、お気軽にご相談ください！

カラダとココロのことは、なんでもご相談ください。

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