無病息災とは、病気をしないこと…
東日本大震災から9年 震災ボランティアから学んだこと 復興を願い、診療施術をおこないます
東日本大震災から今日で9年
東日本大震災から今日で9年
その時は、愛知県の修行先だった剛鍼灸院の豊川本院にいました。
午後の診療が15時から。診療を始める直前でした。
14時46分…
なんか、めまいがするなー、グラグラするなー
なんでかなーと思っていつも通り、テレビをつけました。
先生たちと、みんなでなんかフラフラするんです…
俺も私もと言ってみんなで不思議がっていました。
患者さんから、先生テレビ見てーと言われて、唖然としました。
信じられない光景でした。
愛知県にいて、出来ることはなんなのか。
東北のボランティアに行きたい…でも、診療もあるし、東北の行政も被害にあい
ボランティアの受け入れもおこなえない状態でした。
しばらく、もんもんとしながら、日々流れるニュースをみていた時の感覚は今も
もちろん忘れられません。
津波の状況
福島原発の事故
関東地区(特に千葉県)の液状化現象
報道はされていないこともFacebook(フェイスブック)などのSNSで拡散されていました。
当時、加入していた一般社団法人全国鍼灸マッサージ協会( http://www.jamma.org/ )のおかげで
2011年、夏から秋、冬にかけてボランティアに入らせていただくことができました。
今、考えても、特別ななにかができていたわけではありませんが、
自分自身がいかに幸せな状況か、「大変ですね」なんて、口が裂けても言えない状況でした。
毎年、この日が近くなると当時の色々な思いが改めて思い出されます。
たくさんの出会いもありました。
絆診療所の遠藤清次医師
以下、当時のニュースです。
福島第1原発事故で休診中の福島県南相馬市立小高病院(小高区)の
院長だった遠藤清次さん(55)が1日、同市鹿島区寺内の仮設店舗に「絆診療所」を開設する。
東日本大震災の被災地で、350を超す仮設店舗に診療所が開設されるのは初めてという。
近くの仮設住宅にはかつての患者が暮らしており、往診を通じて住民を見守る。
診療所の広さは約100平方メートル。
中小企業基盤整備機構(東京)が整備した仮設店舗「かしまの希望」に入る。
住民の被ばくの影響を考慮し、将来的に甲状腺検査に対応できる超音波エコーを備えた。
遠藤さんのほか、6人の看護師らでスタートする。
原発事故で小高区は警戒区域に指定されて休院に追い込まれ、遠藤さんは会津地方の医療機関に移った。
鹿島区に避難した小高区の患者から「戻って来てほしい」と要請を受け、診療所開設に心が傾いた。
医師不足を解消したい地元の鹿島商工会のサポートもあって開設にこぎ着けた。
原発事故が起きた際は混乱の中、68人の入院患者を福島県外の医療機関に移送した。
物流が途絶え、物資も人も来なくなり、病院に残るかどうかも本人の意思に任された。
「残ったスタッフは誰もが死を意識した」という。
そうした過程で感じたのは、絆の大切さだったという。同僚職員と共に極限状態を乗り切った連帯感があった。
自分を必要として呼び寄せてくれた小高区の住民にも感謝している。
絆診療所という名には「自分の役割を与えられた。震災前からある絆と震災後にできた絆。
それを大事にしたい」との思いを込めた。
遠藤さんは「ここでは住民の話を聞くのも大切な仕事。
往診も行い、そばで見守り続けたい」と意気込む。
とのことでした。
遠藤先生の人柄、診療されている姿も、大変勉強させていただきました。
東北のボランティアの話をすれば、一冊の本に出来るほどですが…
新型コロナウイルスで大変な今
今日という日、3月11日は忘れてはいけない日ですが
毎日、一日一日を特別な日と思い、大切にしていきます。
そして、今まで出会ってくださった方々、これから出会う方々に
一生懸命、お役にたっていけるように診療施術をしていきます。
「受けた恩は、石に刻め。かけた情けは水に流せ」
私の大好きな大切にしている言葉です。
「受けた恩は、石に刻め。かけた情けは水に流せ」刻石流水(こくせきりゅうすい)という言葉です。
刻石流水とは、
「受けた恩義はどんな小さくても心の石に刻み、施したことは水に流す」ことを言います。
人から受けた恩は、その人に返すのみならず、より多くのひとに施すこと。
そして自分が施したことは、その瞬間に忘れる事です。
もともとは、仏教経典にあった
「懸情流水 受恩刻石(情を懸けしは、水に流し、恩を受けしは、石に刻むべし)」
から来ている言葉だそうです。
今までのご縁を大切に、絆を大事にしていきます。
さて、また気持ち新たに元気に診療していきます。
~~~ジョージ鍼灸院駐車場案内~~~
治療院外観
広域で見ると
狭域でみると
~~~第二駐車場案内~~~
第二駐車場までの道のりは
森本駅方面からですと
金沢グレイスチャペルさんの信号を左斜めに入り100メートルちょっとの左側
金沢駅方面からですと
八番らーめんさん手前 法光寺北交差点を右に曲がりすぐ突き当りを左に曲がり
100メートルちょっとの右側です
当院の前の駐車場が埋まっている場合は第二駐車場をお使いください。
第二駐車場への案内看板
第二駐車場内の看板
ジョージ鍼灸院 金沢本院
院長 山本 城治
〒920-3115
石川県金沢市弥勒町カ56番地
最寄り駅 森本駅からは徒歩1分
金沢市全土、河北郡、かほく市、白山市、野々市市
富山県小矢部市、砺波市からは車で30分圏内
電話番号:076-256-5889
メールアドレス:yamamoto@georgeshinkyu.com
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