ぎっくり腰のブームがやってきた。コロナ太り、コロナうつ、運動不足が起こす危険性。


さてさて、本日は一日で
6人もぎっくり腰の方がみえました
昨日は、3人でした。
もちろん、他の症状の方もいらっしゃいます。

では、なぜぎっくり腰の方が一気に増え始めたのか。
原因は、ほぼ皆さん一緒。
週末から、お店や事業再開にむけ
せっせと準備していた方ばかりです。


テレワークや休業、stay home(ステイホーム)で
気分がおっくう、運動不足で滅入っています。
県内はじめ、39の県で緊急事態宣言が解除され、
少しずつですが、元の生活に戻ろうとしています。
生活も体も、一気に戻るわけではありません。

ぎっくり腰について

ぎっくり腰の正式名称は急性腰痛症といいます。
その名のとおり、急に腰が痛くなる症状をさします。
ドイツ語ではヘクセンシュス

日本語では 「魔女の一撃」
と言われています。


様々な原因でおこることがあり、
重たい荷物を持ち上げたとき、
仰向けの状態から勢いよく体を起こしたとき、
急に体をひねったときなど、
日常の何気ない動作がいくつかあげられます。
基本的には安静にすることが大切ですが、
適切な対処をしないと慢性腰痛になることもあるため注意が必要です。
ぎっくり腰は、腰の骨がずれてしまったなどをイメージする方が多いですが、
主なきっかけは背中の筋肉・筋膜の損傷です。
昨日、今日の方は全員そうでした。
とくに、腰に力が入らずへなへなと座り込んでしまうような症状の場合は
肉離れが生じている可能性が高いです。
このときに無理をしたり、発症を繰り返したりすると、
二次的に椎間板や椎間関節などの損傷を招き、
さらに髄核が飛び出して神経を圧迫する、
椎間板ヘルニアを引き起こしてしまうこともあります。
若い人や普段から体を鍛えているアスリートでも、
激しいスポーツ時にぎっくり腰になることがあります。


一方、いつもと変わらない動作なのに、
なぜぎっくり腰が突然起こるのかというと、
筋肉が緊張していたり疲労がたまったりしているからです。
自分では意識していなくても筋肉疲労は毎日起こっており、
睡眠や運動、栄養などで回復をしています。
しかし、運動負荷や悪い姿勢の連続といった腰への負担が続くと、
回復スピードが追いつかず、ある日突然、許容量を超えてしまうのです。
通常、ぎっくり腰になった2~3日後は、冷湿布や保冷効果のあるもので冷やし、
ある程度痛みが軽減されてきたら、温めるのがよいとされています。
入浴もこのタイミングで行ってよいとされていますが、
一番よい判断法は自身の感覚です。
不快と思ったら入浴は控えてください。

鍼灸治療の場合は、
痛みを緩和する効果と回復を早める作用があります。

ぎっくり腰でお困りの際は、ぜひ、ご相談ください。
ひどいぎっくり腰は全く動けず
日常生活に大きな支障をきたします。
最悪の場合は、入院です。

新型コロナウイルスの影響を受けたすべての方が
元の生活、体に戻れるように
わたしたちも頑張ります!

当院は、令和2年6月29日をもって移転させていただきました。

カラダとココロのことは、なんでもご相談ください。

~ジョージ鍼灸院 金沢本院~
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